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将来寝たきりにならないために今のあなたにできることblog
皆さまこんにちは!衛生士の藤塚です。
「人生100年時代」と、最近よく耳にします。
日本人の平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳と過去最高を更新しています。
しかし、健康に日々を楽しく生活できる限界「健康寿命」の男女平均は74.1歳といわれています。
多くの方は人生の後半数年を病気の治療から寝たきりになるリスクがあるということです。
では一日でも長く「健康寿命」を伸ばすにはどうすればよいのでしょうか?
健康の維持と向上には栄養・運動・休養の三本柱がとても大切です。
栄養は「バランスよく食べること」
運動は「体を動かすこと」
休養は「心身ともに休息をとること」
食事や運動には、歯の健康や上下のかみ合わせ・お口の周りの筋力が大きくかかわっています。
①「からだを維持する食事」と「しっかり咬んで飲み込む機能の維持」
「食べること」は最大のコンディショニングです。
今のあなたの身体を構成するのは、今までにあなたが食べてきたものでできているのです。
食べるための機能は子供ころからよく咬む習慣を作ることが大切です。
また、高齢になるにつれて噛んだり飲み込んだりするお口周囲の機能低下を起こすので、
定期チェックやトレーニングが必要です。
②体の重心と咬み合わせバランスの維持
身体がふらついていると転倒の危険性が増します。
ちょっとした段差でつまづかないように足腰の筋力アップも大切ですが、
簡単にできることは適切なかみ合わせが保たれていることです。
③奥歯のかみ合わせとかみしめる筋力
重い荷物を持つときに、知らないうちにかみしめることがありますね。
かみしめることによって運動能力を最大限に発揮したり、
身体のふらつきをなくして安定させる効果があります。
むし歯が気になる場合は、早めに治療して歯の寿命をのばしましょう。
歯周病が気になる方は、まずは歯科健診を受けて今の状態を把握しましょう。
すでに歯が無くなってしまっている方は、入れ歯を作って身体を安定させましょう。
「健康な歯と咬み合わせ、お口の機能と筋力を維持すること」が、
「美味しく食事をして、活動的に過ごし、満足度の高い生活を送ること」に直結しています。
当院の患者様には90歳を超えてシャキシャキと歩いて来院される方もおられます。
あなたの健康を維持するために、私たちにできることがあります。
「かかりつけ歯科医院」を持つことで、小さな違いに早く気付いて対応することができます。
未来の自分のために是非歯科健診を受けましょう!