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風邪やインフルエンザにかかりやすい人ってどんな人?blog
皆様こんにちは!衛生士の藤塚です。
最近、朝晩の気温差がはげしく、風邪気味の方が増えてきました。
特に子供達の間でインフルエンザが流行っているようです。
コロナも落ち着いて、手洗いうがいがおろそかになっていること、
マスクなしで過ごすことが多くなったこと等も原因として考えられます。
しかし、それだけでしょうか?
あなたは今、ポカンと口あいていませんか?
あなたは今、呼吸をしていますね?
それは鼻から?それとも口から?
どちらで呼吸しているでしょうか?
普段から口呼吸している方が多くおられます。
そう、無意識に!
子供だけでなく大人もです。
口呼吸はあらゆる病気や炎症のリスクとなります。
鼻は呼吸するためにあり、鼻には外気をきれいにして体の中に取り込む構造があります。
それに対して口呼吸では、冷たい外気が直接のどや気管を通り、
抵抗できないままに細菌やウイルスが体に入り込んで炎症を引き起こします。
唾液には抗菌効果もあるのですが、口呼吸が習慣になっていると
口腔内が乾燥して唾液の効果を発揮できません。
唇閉じるだけでいいのに、もったいないですね。
では、なぜ口呼吸になるのでしょうか?
★やわらかい食事習慣→口の周りの筋力が発達しない
★口遊びの減少→口笛が吹けない、風船が膨らませない
★アレルギーの増加→花粉症やアレルギー性鼻炎から口呼吸が癖になり悪循環となる
★姿勢が悪い→猫背になると首が突き出し、口唇閉鎖や鼻呼吸しにくくなる。
その結果、口腔周囲の筋力のバランスが崩れて、口呼吸が習慣化してしまう
などなど、上記は一例ですが、
幼少期にしっかりと口腔周囲の筋力を育てることやアレルギー対策をしておくこと、
子供達のお手本であるお父さんお母さんが鼻呼吸できていることが大切です。