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神経が無い歯って、何?blog
皆様こんにちは!
アシスタントの田原です!
気付いたら今年も残すところあと1ヶ月ですね❄️
今年はどんな一年になりましたでしょうか?☺️
寒さもいよいよ本格的になってまいりますので、
くれぐれも体調を崩されませんようご自愛ください。
さて、本日はブログのタイトルにもあるように
神経の無い歯 について
皆様と一緒に学んでいきたいと思います!
こちらは歯医者さんで治療をするときに
耳にする言葉の一つですね〜。
歯の神経が無いって一体どういう状態?!
神経が無くなるとどうなるの?
なんで神経を取る必要があるの?
そんな皆様の疑問にお答えしていきますね😉
まず、歯の神経とは
一体どの部分に当たるのでしょうか。
歯には
エナメル質、象牙質、歯髄
という組織があります。
この中の 歯髄 と呼ばれる組織が
今回のテーマである 歯の神経 です。
『歯の神経が無いって
一体どういう状態?!』
歯髄 には
痛みや刺激などを脳へ伝える 神経 と
歯に栄養を送る 毛細血管 が
張り巡らされています。
歯医者さんはよく「歯の神経を取る」
という言い方をしますが、それは
「歯の神経を血管ごと取り除きますよ」
という意味なんです。
『神経が無くなるとどうなるの?』
歯の神経を取ると、
その歯は痛みを感じなくなります。
血管も一緒に取るので栄養が届かなくなります。
痛みを感じなくなるということは、
その歯に何か異変が起きたときに
気付くのが遅れる可能性がある
ということです。
栄養を断たれた歯は脆くなるので、
神経を抜いた歯は天然歯と比べると
折れやすくなります。
このように様々な要因が重なることから、
神経の無い歯の寿命は
5〜30年程度と言われています。
『なんで神経を取る必要があるの?』
虫歯を放置していると、
歯の表面のエナメル質から徐々に虫歯が進行していき、
象牙質、そして最後は歯髄にまで到達してしまいます。
虫歯が歯髄まで浸食したまま放置してしまうと、
激しい痛み、重度の炎症などが起こります。
そこで皆様は選択を迫られます。
この歯を抜くのか、抜かないのか。
できたら抜きたくないですよね。
歯を抜かずに残す という選択をするには
虫歯菌に冒された歯髄を
取り除く必要があります。
歯の神経を抜くというのは 最終手段 なんです。
虫歯を放置しなければ
歯の神経を失うことはほとんどありません。
どんな病気でも言えることですが、
早期発見、早期治療が
とっても大切なんです!!
余談ですが、神経を抜いた歯は
普通のホワイトニングでは白くなりませんので
注意してくださいね〜!
本日は神経の無い歯について
皆様の理解を深めるお手伝いはできましたでしょうか?
少しでもお役に立てていたら嬉しいです☺️
普段の生活の中で
お困りごと、不安なこと、気になること、
多々あるかと思います。
どんな些細なことでもぜひ
お近くのスタッフまでお気軽にご相談くださいね😆