歯を失った後はどうなるの?!③blog
皆さんこんにちは(^^)
歯を抜いた後の治療について・・・
今回は 『入れ歯』 についてお話していきたいと思います☺
皆さん “入れ歯” ってご存知ですよね。
たまに”入れ歯” と ”かぶせ” を 間違える方も居られますが
ご自身が入れていたり、ご家族が使っていないとなかなか見る機会ってないですよね(;^_^A
入れ歯は
・欠損歯の本数、欠損歯の場所
・顎の骨の形や歯茎の状態
・上下の咬み合わせ、咬む力 など
様々な条件によって形態や材質が変わってきます。
歯の残っている状況によって、入れ歯の設計が違いますので、歯科医師と技工士がしっかりと連携を取りながら作製する事が重要です。
※当院には歯科技工士が在中しているため、スムーズに連携が取れるのがメリットです(^^)/
治療の流れは
➀その人の顎の形に合ったトレーを作製するための型取り
②入れ歯の型取り
③咬み合わせの位置を決める
④仮合わせをする
⑤セット
⑥調整(状況によって回数が違います)
・・・・・・・・・ といった流れになります(#^^#)
入れ歯はブリッジのようには削る部分が少ないので、「削る」と言う事については歯に負担が少ないのがメリットです。
ただし!
入れ歯は 歯茎の状況によっては、何度か調整を重ねる事が必要な場合があります。
あくまでも「入れ歯」は身体にとっては「サポート役」の為
「硬い入れ歯の床」と「軟らかい歯茎」を何度も細かい調整をしながら、
やっと自分の一部になるのです。
痛いのに調整に来ず、使わないでいると
歯が伸びてきたり、横に倒れてきたりして入れ歯が入らなくなってしまいます💦
最悪の場合、咬み合わせが崩壊して治療不能になる場合もあるので
支障がある場合は必ず受診してくださいね!
調整して噛めるようになった入れ歯でも、硬いものや引っ付きやすいものは 破折や誤嚥の危険があるため NG です✖
(せんべい、お餅、ガム など)
又 前歯の骨が薄い為 入れ歯は「奥歯」で咬む様に設計されています。( 注意!!)
その為 咬む力も自分の歯と比べると1/3ぐらいの力でしか咬めないので、
歯がある時のようには絶対に嚙めません。
入れ歯は “自分の歯と同様には噛めない物” ということを充分理解して、上手にお付き合い下さい。
💑生きていく上で “食べる事” はとても重要です💑
何時までも”美味しく” ”楽しい”食事になる様に、今残っている自分の歯はくれぐれも大事にしましょう!(^^)
そして 入れ歯のメンテナンスもお忘れなく!