歯を失った後はどうなるの?!④blog
皆さんこんにちは!
抜歯後の治療について、最後は インプラント です(^^)/
インプラントは昔と比べるとだいぶ身近な治療になってきました。
一般歯科でもインプラントをする歯科医院が増えてきています。
皆さんはインプラントにどんなイメージをお持ちですか?
怖い・・・金額が高い・・・など色々おありだと思います。
今回はそんな皆さんの不安や心配を取り除いて、少しでもインプラントを身近に感じて頂けるようにご説明していきます(^^)/
インプラントは歯を失った場所に 人工の歯根(ネジ) を埋め込み、
歯の形をした被せ物を上に取り付けます。
インプラントのメリットは
・自分の歯と同じくらいよく噛める
・違和感が少ない
・天然歯のように見た目が良い
・他の歯を削る必要がない
・きちんとケアすれば長持ちする 等
又 近年では、歯を支えている骨に直接人工骨を植え込む為
自分の歯と同じく、咬んだ刺激は支えている骨に連動し、
咬んでいると言う刺激が脳に伝わります為、認知症にも
一役良い役目を果たすと言うエビデンスがあります。
デメリットは
・外科処置が必要
・治療期間が長い (約半年~1年)
・治療費が高い (自費診療のため医院によって違いがある)
・健康状態によっては治療ができない場合がある
・治療後のメインテナンスが不可欠 等があります。
(きちんとケアしないと長持ちしません!)
歯を抜いた後もすぐにインプラントが入るわけではなく、その人の骨量によってインプラントを埋入するタイミングが違ってきます。
歯周病などで骨が少なくなっている人は、インプラントを入れても上手く骨に定着しないので、まず人工の骨を中に入れて骨ができるのを待ちます。(約3ヶ月)
CTで確認してインプラントが埋入できる骨量に達してから安全にオペを行っていきます。
※骨が少ない方は、しっかり骨がある人より治療期間が長くなります
オペ中やオペ後の痛みを心配される方が多いのですが、オペ中は麻酔が効いているため痛みはありません。
オペ後も痛みを感じる方は、ほぼ少ないので安心してください(^^)
インプラント埋入後もインプラントが骨にしっかり定着するまで
約3ヶ月は経過観察します。
被せ物が入った後はホームケアの仕方をしっかりとお伝えさせていただきます。
ご自分の歯とは構造が違うので、ケアの仕方に慣れるまではこまめに来院して頂く必要があります。
きちんとケアができていないと、歯周病と同じように
インプラントの周囲に炎症が起きて、骨を溶かしてしまいます。
こうなるとインプラントを長く持たせることはできません!
年月が経っても 『インプラントにして良かった』 と思えるように一緒にお口の健康を守っていきましょう(#^^#)
ブリッジ、入れ歯、インプラントはそれぞれ全く違った治療になります。
私たちは患者様がどの方法をお選びになっても、後悔することのないよう、患者様の将来のお口の状況を考えながら、その方に合った治療ができるように努めてまいります☺
そして、いずれの方法でも治療後のケアは、私達歯科衛生士と一緒にメンテナンスをして行きます。
ここまで3回のシリーズで、入れ歯・ブリッジ・インプラントについてお話をしてきました。少しでもご理解頂けましたでしょうか?
お役に立てたなら、嬉しいです。