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あなたのお口、もしかしたらムキムキマッチョかも?!blog
突然ですが皆様
上の歯と下の歯、
触れ合っていませんか?
実はそれ
異常事態です⚠️😱⚠️
皆様こんにちは!
アシスタントの田原です!
最近ジメジメした日が続いてますね〜☔
気温が高い上に湿度まで高いので、
もう暑くて暑くてたまりませーん!!
熱中症には充分ご注意くださいね😫
さて、今回のテーマは
上下の歯を噛み合わせてしまう“癖”
についてです。
まず、
『なぜ上下の歯が触れていることが異常なのか』
についてお話していきましょう。
理由は簡単。
『歯や顎に負担がかかるから』です。
どれだけ負担がかかる行為なのかは
今この場でチェックできますので、
ちょっと確かめてみましょうか😉
まず、虫歯が痛いポーズから試していきましょう!
ほっぺたに手のひらを当ててみてください。
この状態で、
上下の歯を咬み合わせたり離したりしてみましょう。
では次に、絶望のポーズを試していきます!
こめかみを両方の手のひらで覆ってください。
そしてまた先ほどと同じように、
上下の歯を咬み合わせたり離したりしてみましょう。
いかがですか?
軽く触れさせただけでも
筋肉がしっかり動いているのを
感じられましたでしょうか?💪
このように、
上下の歯は触れ合っているだけで
歯や顎に負担が掛かってしまうのです。
日常的に上下の歯が触れ合ってしまう方は、
常に少し隙間を開けるように意識しましょう!
また、
唇は閉じて口呼吸にならないように
舌は全体を上顎にくっつける
こちらの2点も併せて心掛けるようにしてくださいね🫡
上下の歯が接触する時間については
皆様ご存じでしょうか?
1回の咀嚼で約0.3秒、
唾や食べ物を飲み込むのに約1.0秒で、
1日の平均接触時間は約17.5分とされています。
上下の歯を接触させるには
必ず筋肉を使う必要がありますので、
上下の歯を常にくっつけている方は
常時筋トレをしている
というわけです。
ちなみに
1日あたりの接触時間が20分を超えてしまうと、
顔の筋肉や舌は疲労状態になってしまうそうです。
また、顎の関節も圧迫され続けますので、
顎関節症などの原因にもなり得ます。
歯にも力が加わり続けてしまうため、
歯が折れるリスクも高まってしまいます。。。
他にも、
・歯周病(歯を支える骨が失われていく病気)が悪化
・治療時に詰めた所や被せた所が外れる
・偏頭痛
・肩こり
などといったことが起こりやすくなってしまうんです💦
改善するには
『普段から意識する』
ことが効果的ですので、
歯と歯がくっついてるのに気付いたら
離してあげてください。
自覚症状が無い方は
一度鏡でお口の中を見てみてください。
舌がギザギザしていたり、
ほっぺたの内側がボコボコしたりしていませんか?
それは強い食いしばりのせいでついてしまった
歯の跡かもしれません。
奥歯の角が丸くなっていたり、
前歯が平らになっていたりしませんか?
それは食いしばりや歯ぎしりで
歯がすり減っているためです。
上顎(口蓋)に盛り上がっている所があったり、
下顎にコブのようなものがあったりしませんか?
それは骨隆起と呼ばれるもので、
強大な食いしばりの力で骨が変形した状態です。
(遺伝的な可能性もあります)
このようにお口の中には情報がたくさんあるんです。
歯医者さんが見ているのは歯だけではなく、
こういったお口の中の総合的な現状です。
定期的に検診に来ていただくことで
変化にも気付きやすくなりますので、
未来の自分のためにもぜひ
定期検診を受けましょう!☺️