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歯の再治療は意外に多い!?

歯の治療が終わって安心していたら、数か月後にまた同じ歯にトラブル!なんて経験ありませんか?
当院でも以前他院でかぶせ物をした歯がトラブルを起こして、再治療をするケースがあります。ではなぜ他の歯ではなく、せっかく治療した歯が再治療となってしまうのかの原因と、治療回数が年齢とともに増えていくリスクについてご紹介いたします。

歯の再治療を招く4大要因とは!

歯並び

歯並びが悪いと虫歯や歯周病の再発率が高まります。しっかりブラシが届かずにプラークを除去出来ないからです。

ブラッシングの癖

ブラッシングの癖も要因の一つになりえます。癖により磨き残しが出来てしまうと、プラークがたまり、虫歯等の再発につながってしまいます。

かみ合わせ

歯磨きだけでなくかみ合わせも要因となります。かむ力が強すぎると同じ歯がトラブルを起こしやすくなります。
さらに歯の本数が減少すればするほど、残っている歯への負担が大きくなります。ダメージが蓄積されていきます。

加齢

加齢にエナメル質表面だけ硬くて脆い歯になってしまいます。ひび割れが起こりやすくなり、そして歯が欠けてしまうのです。
また唾液の分泌も減少するので虫歯になりやすくなってしまいます。

治療の内容が同じであっても、若い頃に治療した歯の方が長く持つ傾向があります。それは歯の本数や残っている歯の土台の量、骨の強さなど加齢によりお口の中の環境が変わっていくからです。

防ぎにくい再治療な場合とは?

抜かずに保存した神経が痛み、神経を抜く治療が必要な場合

歯の神経は極力抜かないように保存を優先しますが、数年かけて歯の神経が痛んでくることがあります。

治療をした歯が腫れて抜歯になる場合

神経を抜いた歯にヒビがはいっていて、治療後にヒビが広がってしまい歯茎が腫れることがあります。

詰めものを入れた歯の周囲が欠ける場合

歯の表面に微細なヒビがあると、治療終了後にヒビ割れが進行して、詰め物より自分の歯が欠けてしまうことがあります。

歯科治療は不可逆なものなので出来るだけ削らず、抜かず、自身の歯を保存することを優先します。しかしこれが再治療を引き起こしてしまうことがあるのです。
一方で怪しければ神経を抜く、グラグラした歯は抜歯する、根にヒビがあれば炎症がなくても抜歯するなどにより、再治療のリスクは下がりますが、同時に自身の歯を失ってしまいます。

それぞれの治療におけるメリットがデメリットについて考えるためにも、かかりつけの先生とよく相談して、治療をすすめていただければと思います。

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