顎関節症の3つの原因blog
こんにちは、柏原市のなかむら歯科医院、副院長の仲村です。
今月は、当院の患者様でもお悩みの方が多い、顎関節症の原因についてご説明します。
原因1 噛み合わせ
噛み合わせに問題があると、食べ物を噛むときに知らず知らずのうちに顎がずれてしまいます。食べ物を噛むという動作は無意識で行われているので、顎の「ズレ」によるダメージが蓄積されてしまいます。そしてある日突然顎の痛みが出てしまうのです。
代表的な噛み合わせの問題は以下のようなものが挙げられます。
・歯列接触癖:上下の歯が常に当たっている
・弄舌癖:無意識に歯を舌で押す
・不正咬合:噛み合わせの問題
・偏咀嚼:左右どちらかでの片噛み
原因2 姿勢
実は姿勢も顎関節症の原因になり得ます。なぜなら下顎は頭部にぶら下がっているような構造となっているため、姿勢が傾くと下顎の向きは歪んでいくからです。その歪んだ状態の顎で食事をすると、噛み合わせのズレが起こってしまうのです。
このズレは首の向きだけでなく、骨盤のちょっとした傾きですら影響があると言われています。
原因3 ストレス
精神的な要因であるストレスも顎関節症を引き起こすことがあります。なぜなら人は強いストレスを感じると無意識に歯を食いしばるからです。ストレスにより交感神経が優位になると首や肩が緊張するので、さらなる食いしばりに繋がります。
さらに、ストレスを感じているときに寝ていると、脳のストレスを逃がすために歯ぎしりが起こります。
顎関節症でお悩みの方、少しでも顎に違和感を感じている方、お気軽に当院までご相談くださいませ。