歯ぎしりは就寝時のストレスが原因!?blog
こんにちは!
柏原市河内国分のなかむら歯科医院の副院長です。
人間の体はくいしばることで緊張して固まったり、パワーやスピードを出すことが出来ます。逆に顎を緩めてポカンとした口にすれば力が入らない分、しなやかな動きに繋がります。優れたアスリートはこの口の動きを無意識に使い分けて優れた身体能力を発揮しています。
しかし、この顎関節は時に意思に反した動きをすることがあります。噛む動作を司る咀嚼筋はを支配している神経は最も太い三叉神経と呼ばれ、本能の影響を強く受けて無意識に緊張したり緩んだりするのです。
例えば、寝る時にストレスを感じると歯ぎしりが起こります。ストレスは交感神経を活性化させ顎を緊張させます。これは動物が危険を回避するために体を硬直させて防御の体制を取ろうとするからです。
さらに、ストレス以外に顎関節の緊張を引き起こす原因となるのは姿勢です。歯をくいしばると筋膜の繋がりにより背中が丸くなり、背中が丸くなると顎に力が入りやすくなります。悪循環に陥ってしまいます。
食いしばりを放置してしまうとお口の中だけでなく、体全体の不調にも繋がってしまう可能性があります。
気になるかたは一度当院までご相談ください。